一人客が入ったと思ったら、次は団体客が。
さまざまなニーズにこたえ、楽しい食の場を提供してくれる。それが 「豚しゃぶと創作料理まいうー」だ。
飲み会に嬉しいモニターがあるお店
「保育園の謝恩会・少年スポーツの打ち合わせ・結婚式の2次会など、様々な場面で選んでもらっています。嬉しいですね」
とてもはにかみながら、まいうーのオーナーさんは教えてくれる。
「うちには大きなモニターがあるから、写真や動画を流しながらごはんを楽しむっていうことができるんですよ。DVDも流せますしね。団体さんの大切な節目に使ってもらえるのは嬉しいです」
お店は、ドアを開けるとカウンターがあり、その奥は30人ほど入る大きなスペースがある。そこに大きなモニターもあって、なるほどこれは映像や写真を見ながら飲むにはとてもいい場所だ。
楽しそうなグループの笑い声が想像できた。
飲んで食べて愛されるお店を目指して
「観光客というより、圧倒的に小田原地元の人がお店にきてくれます。地元のお客さんと楽しんでお店の雰囲気を作っていきたいなって思っていて。
カウンターでまったり楽しくお酒を楽しむもよし、グループでわいわい楽しむもよし…。とにかくお客さんの楽しいの時間を大切にしたいです。
あと、うちの常連さんはおしゃべりする人がたくさんですね。カウンターでおしゃべりを楽しんでほしい。
ちょっとこじゃれた赤ちょうちん。僕のお店はそんなイメージです」
オーナーは小田原生まれ小田原育ち。
お店は当初は城山エリアでオープンした。しかし7年後、うらちょうに今のお店をオープン。そこから20年たった。
「駅まで、徒歩でのみにくるお客さんがたくさんいるうらちょうで居酒屋を開きたかったんです」
20年お店を構え、変わって生きていることは何だろうか。
「20年前より、来客する層が幅広くなってきました。ファミリー層も女性も増えてきたと感じます。
だからファミリー層にはお子様向けのメニューやデザートの相談をうけたり、ご予算に合わせて食事を提供している。
お客さんは時代に合わせて変わっていく。お店も柔軟に変化していかないといけないと思うんです」
お店にはたくさんの種類の焼酎がある。けれど、オーナーの一番好きなお酒はビールだとか(笑)
とても謙虚なオーナーだが、なんと現役のサーファーさん。
「若いころから波には乗っています」とやはり照れながら教えてくれた。
しゃぶしゃぶや自家製ピザ。幅広いメニュー
「お客さんが食べたいものを考えたら、すごく幅広くなって(笑)お肉や魚、ピザ、いろんなメニューがあります」
たしかに!お酒を飲みながら食べたいものがそろっている。小腹にもちょうどいいし、がっつり食べたいときにもいい。気分はいろいろ変わるから、幅広いメニューがあるのがうれしいところだ。
その中でも一番人気はしゃぶしゃぶ。
地場産のものの「あやせポーク」を使っている。
一人でも楽しめる。グループでも楽しめる。住んでいるからこそ楽しめる、まいうーさんからは「小田原の生活を楽しめる」、そんな力がもらえるような気がした。